着物について

着物の基礎の基礎と、着る機会の多い、浴衣・着物の着方、お太鼓帯の結び方です。

皆さんに少しでも着物を好きになって戴けたら、と思います。

着物を綺麗に着るコツは、とにかく、着る回数です。

何度も着る事で誰でも綺麗に着物を着る事が出来るようになります。

 

着物 着物は日本人であれば誰でも似合い、洋服のように流行の移り変わりが無いので、何十年も同じものを着る事が出来ます。

また、体型が多少変わっても作り方が直線な為、ずっと着る事が出来ます。

更に帯揚げや帯締めなどの小物の組み合わせ等によって、存分にお洒落を楽しむ事が出来ます。

旅行に行く時は、洋服と違い、直線な為、たたみ易く、持ち運びも便利です。

着物の肌着・小物 着物を着る時はいくつかの小物と下着類を身につけます。

肌着(肌襦袢、裾よけ、和装用下着)

長襦袢

小物(足袋、ファンデーション、伊達締、腰紐、コーリンベルト、帯板、枕、衿芯、クリップ)

装飾用小物(帯揚げ、帯締め、帯留、半襟、伊達衿)

伊達締め、コーリンベルトの代わりに着物サッシュ、腰紐の代わりにウエストベルト等を使用することもあります。

着物のTPO      

未婚の着物、既婚の着物

目的 着物 帯揚げ 帯締め
結婚式 振袖・中振袖

訪問着

丸帯

袋帯

鹿の子絞り 丸ぐけ

打ひも

卒業式

成人式

振袖・中振袖

訪問着

つけ下げ・小紋

丸帯・袋帯

名古屋帯

鹿の子絞り

絞り・ぼかし染め

打ひも
パーティー 振袖・中振袖

訪問着

つけ下げ・小紋

丸帯・袋帯

名古屋帯

鹿の子絞り

絞り・ぼかし染め

打ひも
結婚式 留袖(黒・色

無地(紋付)

丸帯・袋帯 白紋綸子

絞り

白丸ぐけ

打ひも

七五三

お宮参り付添

無地・訪問着

小紋

袋帯

名古屋帯

絞り・ぼかし染

無地

打ひも
お茶会など 訪問着・無地

つけ下げ・小紋

袋帯

名古屋帯

絞り・ぼかし染め

無地

打ひも
観劇 小紋・無地・紬

つけ下げ・御召

袋名古屋帯

名古屋帯(染・織)

ぼかし染

無地

打ひも
普段着 小紋・紬

ウール・浴衣

袋名古屋帯・半巾帯

名古屋帯(染・織)・単帯

ぼかし染

無地

打ひも
法事 黒喪服・無地

小紋

黒地袋帯

黒地名古屋帯

黒紋綸子 打ひも(黒)
入学式

卒業式の付添

無地・訪問着

小紋

袋帯

名古屋帯

絞り・ぼかし染

無地

打ひも
浴衣の着方

 

 

 

 

 

半巾帯の基本的な結び方

●肌襦袢、裾除けを身につけます。(裾よけのさらしの部分は力布と言い、ガードルの役目                      をするので、きちんとのばして。)

●裾よけは、右が手前、左が上(右手が入る)にし、紐を前から後、更に前に持ってきて、二  度絡げて、片花結びにします。 

●その上から浴衣を着ます。衿合わせ(前の衿の縫い目の部分)を左右合わせ、片手で持 ち、もう片方の手で、背中心を持ち、二度、前後に引きます。そうすると、後の衿が綺麗に抜けます。 浴衣はくるぶしあたりまで裾を下ろします。裾よけと同じく左が上にくるように着ます。腰紐をお臍辺りで締めます。後のもたついた部分を整える為に、手を入れ、手刀を切り、平らにします。もう一度、衿を抜き(こぶし一つ分くらい)、前の衿、おはしょり(もたついた部分)を整えます。整えたら、伊達締めをして、前板をつけます。

●帯は手先を帯巾の3倍半計り、クリップをとめ、半分に折り、クリップの部分が真ん中に来るようにして、開きながら二巻きします。二巻きしたら脇から中心に向かって三角に折り上げ手先を上にしてしっかり結びます。たれ先で背巾を測り羽を作ります。更に中心部分をつまみ、二つ山を作ります。手先で羽の中心を二巻きし、残りを帯の中に入れ、始末します。羽を整えます。蝶々結びを後に回して出来上がりです。

着物の着方

 

 

 

 

 

 

 

名古屋帯のお太鼓結びの結び方

(帯が傷まないように帯を絡げない結び方)

 

●肌襦袢、裾除けを身につけます。

●裾よけは、右が手前、左が上にし、紐を前から後、更に前に持ってきて、二度絡げて、片花結びにします。 

●その上から長襦袢を着ます。衿合わせを左右合わせ、片手で持ち、もう片方の手で、背中心を持ち、二度、前後に引きます。そうすると、後の衿が綺麗に抜けます。 胸の中心に衿を合わせ、左を上にして着ます。合わせた部分を右手で押さえ、紐を二度絡げて片花結びにします。その上に、伊達締めをし、二度絡げて振り分けます。

●着物を着ます。袖を通したら背中心を合わせ、左右の身ごろを持ち、思い切り上に引き上げます。上からゆっくり下ろし、床すれすれにきめます。浴衣と同じように左を上にして着ます。(着物の場合は踝ではなく床すれすれにきめたままで。)腰紐をお臍辺りで締めます。後のもたついた部分を整える為に、手を入れ、手刀を切り、平らにします。もう一度、衿を抜き(こぶし一つ分くらい)、前の衿、おはしょりを整えます。整えたら、前衿を三分の一づつ折り、紐で留めます。紐は二度絡げて片花結び。伊達締めをして、前板をつけます。

●帯は手先の方は、あらかじめ胴二巻き分くらい折っておきます。手先を左背側から前板の中心まで持ってきて、右から左に胴に一巻きします。しっかり締めたら更に胴にもう一巻きします。(しっかり締めないと帯が崩れてきます。)締めたら、体の中心あたりをクリップで留めます。左の背についていた手先をハラッと後におろし、左から体の中心よりやや右にクリップで留めます。左手で、帯を後に撫でて止まった所に更に下からクリップをします。お太鼓枕に帯揚げをつけ輪ゴムで留め、垂れ側(右側)のクリップをとり、お太鼓柄を出したい部分の裏に枕をあてます。布目を通し整え、枕の紐と帯揚げを左右に振り分け、後にそのまま持ってきて背につけます(枕に紐がついてない場合は、枕に胴を結べるくらいの長さのガーゼを巻いておきます)。枕の紐を前で二度絡げ片花結びでしっかり締めます。仮紐を使い、後でお太鼓の大きさをきめます。きめたら、布目を通し、残りの部分を垂れ先7〜8センチ位残して全部折り上げます。仮紐を前に結び、クリップを留めていた手先(左側)のクリップをとり、仮紐がある所に手先を通します。手先は両側から3センチ程出しておきます。最後に帯締めをして、仮紐をとり、帯揚げをして、整えたら完成です。

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